ジャンク漁りに秋葉原へ行こうと思って車で国道17号を南下してる最中に、トイレに行きたくなったので商品の冷やかしでもついでにするかーと思いながらケーズデンキ入ったんですよ。そしたらこんなものを見つけてしまったんですよ。
Core i5 4670K 11000円
Core i7 4770 20000円
Core i7 4770K 23000円
思わず目を疑いました。i7 4770とi7 4770Kは秋葉原の中古相場より1000~2000円くらい安く、i5 4670Kは驚きの中古相場よりも6000円以上安い。中古品より安く手に入る新品とはいったい…。
そして私はCore i5 4670Kを購入しました。次の日に友人を同じ店に連れてきてi7 4770Kをお買い上げ。
実際に支払った金額は11000円に安心パスポート5%値引きが適用され、それに消費税8%を足した11286円。新品Haswell i5(アンロック版)が11286円とか信じられん。
このことを友人に話したら、「マジかよ俺も欲しいそこまで連れてけ」というので、俺も足りないPCパーツを買いに同じ店に向かった。
俺が買ったもの
- Core i5 4670K 11286円
- PCケース Scythe Rana 2 展示未使用品 3776円
- 電源 Thermaltake PS-SPD-0500NPCWJP-W 5000円
- CPUクーラー CoolerMaster Vortex Plus 3280円
友人が買ったもの
- Core i7 4770K 23598円
- マザーボード Z97-PRO 展示未使用品 箱付属品全部無(バックパネルすらない!) 12000円
ケーズデンキの自作パーツって安いんですね。値切り交渉したらネット最安値を下回るのですごい。今までケーズでPCパーツを買うという発想がなかった。PCパーツは秋葉原まで行ってツクモで買うものだと。
まぁそんなこんなでそろったパーツでメインPCを新調しました。
- Core i5 4670K
- Z87-S01
- RAM 12GB
- GPU GTX1050Ti
- SSD ADATA SX900 256GB
- HDD HGST 1TB
- ケース Scythe Rana 2
- CPUクーラー CoolerMaster Vortex Plus
- 電源 PS-SPD-0500NPCWJP-W
このRana 2っていうPCケースいいですね。スリムタワー型でコンパクトなのにATXマザーボードとフルハイトのグラフィックボードが入る。そして安い。
フルハイトのグラフィックボードが入るPCケースだとキューブ型ばっかりなのでキューブ型が嫌いな俺みたいな人間にとって大変ありがたい存在。
鉄板が薄かったり作りが雑な感じがある。質感とか高級感とかそういう言葉と無縁なのが残念。
鉄板薄いので雑に扱うと握力でも歪みそうである。
HDDのシーク音が共振で大きく聞こえるのが不満。まぁ値段が安いので全然許せる。
こういう拡張性が高くて高級感があるスリムタワーケースほかにないですか。知っていれば教えてください。
(Thermaltake Core G3っていうのが求めているものに近いけど拡張スロット2本のみ&SFX電源なのか…)
安物ケースのくせに裏配線に使えそうな穴が開いているので、配線は全部裏側に押し込んでみました。初めて裏配線できるケース使いましたが見た目がきれいになるのでいいですね。(ただし裏側はカオス)
このケースはとにかくスペースに余裕がないので電源はプラグイン式のもののほうが良いです。普通の電源を取り付けたら余ったケーブルがとぐろを巻いてる。
マザーボードは友人からの譲渡。バックパネル?そんなものはない。
せっかくアンロック版CPUなのでオーバークロックしてみた。電圧1.30Vで倍率47倍周波数4.65GHzで動くことを確認した。室温15~20℃の環境で負荷時のCPU温度95℃程度なのでこれ以上クロック上げるなら冷却の強化が必要だろう。
さすがにそれで常用するのはヤバそうなので普段は4.0GHz~4.5GHzの間くらいで運用する予定。
あとマザーボードのVRMのMOS-FETにヒートシンクが付いてないタイプのマザーボードなのでVRM周辺が70℃程度に熱くなる。燃えそう。
(2016/12/17 追記)
マザーボードのVRM部のMOS-FETが70℃超えはさすがにヤバいと思い、ヒートシンクを貼る熱対策を実施。結果、VRMの温度は50℃程度まで下がったっぽい。(測定は放射温度計)
どうやらVRMのチョークコイルもそこそこ発熱しているようなので、ヒートシンクはMOS-FETとチョークコイルの両方に密着するように貼り付け。
表面実装のMOS-FETははんだを介して基板への放熱が大きな割合を占める。そのため、VRM周辺の基板の熱対策も有効だと考えられる。そこで、基板裏面にもヒートシンクを貼ってみた。
ヒートシンクは秋月電子で40円の16x25x16mmのものがピッタリだった。基板取付用の足がついているのでこれは切り取った。
ヒートシンクの貼り付けはシリコン製の熱伝導接着剤を使用。お好みで熱伝導両面テープとかもいいと思う。
オーバークロックするときはもちろん、TDP90Wとかの上級CPUを載せるときもマザーボードのVRM部にはヒートシンクが必須なんだなと実感した瞬間だった。1.8V50A、90W(オーバークロック時は120Wオーバー)の電力を変換しているDC/DCコンバータなので、発熱するのは当然ですな。マザーボードを選ぶときはヒートシンク付きを選ぼう。