iModelaで基板加工[3]:0.5mmピッチQFP

はじめに

いろいろと試行錯誤を繰り返した結果、ようやく0.5mmピッチのQFPパターンの切削に成功しました。

基板加工機では、プレッシャープレートというものを基板に押し付けることでZ軸が基板の傾きに追従することで切削深さを一定に保ちます。iModelaにはプレッシャープレートがないので、基板高さを測定しソフトウェアでZ軸を基板の傾きに追従させ、切削深さを一定に保つという解決策を試行しました。

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iModelaで基板加工[2]:切削深さを一定にする

はじめに

基板切削機として運用しているiModelaに、Z軸加工原点自動設定を実装しました。それを発展させて、Z軸自動補正のプログラムを作りました。

問題点:切削深さが一定にならない

CNCで基板を作るときは、刃物で銅箔を削って溝を作ります。この銅箔を削る深さ、切削深さが一定でないと溝の太さが変わり、パターンが切れたりパターン間が導通してしまったりといった不具合が発生します。そのため、切削深さは一定にする必要があります。

参考:http://www.originalmind.co.jp/products/kitmill_cip#2

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