はじめに
いろいろと試行錯誤を繰り返した結果、ようやく0.5mmピッチのQFPパターンの切削に成功しました。
基板加工機では、プレッシャープレートというものを基板に押し付けることでZ軸が基板の傾きに追従することで切削深さを一定に保ちます。iModelaにはプレッシャープレートがないので、基板高さを測定しソフトウェアでZ軸を基板の傾きに追従させ、切削深さを一定に保つという解決策を試行しました。
いろいろと試行錯誤を繰り返した結果、ようやく0.5mmピッチのQFPパターンの切削に成功しました。
基板加工機では、プレッシャープレートというものを基板に押し付けることでZ軸が基板の傾きに追従することで切削深さを一定に保ちます。iModelaにはプレッシャープレートがないので、基板高さを測定しソフトウェアでZ軸を基板の傾きに追従させ、切削深さを一定に保つという解決策を試行しました。
基板切削機として運用しているiModelaに、Z軸加工原点自動設定を実装しました。それを発展させて、Z軸自動補正のプログラムを作りました。
CNCで基板を作るときは、刃物で銅箔を削って溝を作ります。この銅箔を削る深さ、切削深さが一定でないと溝の太さが変わり、パターンが切れたりパターン間が導通してしまったりといった不具合が発生します。そのため、切削深さは一定にする必要があります。