ジャンクルンバ運用ガイド [購入から運用開始まで]

— ロボット掃除機を安く入手し、安く運用する —

レンタルビデオ店のゲオにて、9/1~9/26限定で中古白物家電(生活家電/調理家電/季節家電)が80%割引になるという素晴らしいセールをやっています。(8/31まで50%割引セール、9/1からは80%割引セール)
このセールのおかげで、あこがれのロボット掃除機と空気清浄機を激安でゲットできました。

不採算な中古家電販売から撤退しようとしているのでしょうか。産廃業者に金払って在庫を廃棄するよりは原価割れでも売ったほうがマシという雰囲気を感じます。
多大な売り場面積を占有するわりに回転率は低く、買い取ってから売り場に並べるまでに清掃の手間がかかる中古家電は儲からないのでしょう。
ちなみに、ゲオの中古スマートフォン事業は非常に頑張っていて好感が持てます。中古スマートフォンに延長保証を付けられたりMNPで値引してくれるのは知る限りゲオしかありません。ゲオで中古スマートフォンを買った話はそのうち書きます。

というわけで、ゲオで動作未確認ジャンク扱いのルンバ780を500円で買ってきました。しかしバッテリー劣化とブラシの摩耗が見られたので、5000円で互換バッテリーと交換用ブラシセットを購入し、運用できる状態に整備しました。
この経験を踏まえ、中古ルンバの選び方と運用方法について書いていこうと思います。

500円で買ったルンバ780

中古ロボット掃除機の選び方

ジャンク愛好家ならばiRobot製のルンバを選ぶのが良いでしょう。 ルンバなら格安な互換パーツが多く流通しているため、維持費を安くできます。

ジャンク愛好家的には、中古が安く入手性の良い3桁型番の機種のみに注目すればよいです。s9とかi7みたいな型番の最新モデルは中古も高価なので無視してよいでしょう。また、設計も大きく変わっておりパーツの互換性がありません。
というわけで、この記事は3桁型番のルンバについて書いていきます。

中古品・ジャンク品のルンバは、メルカリやヤフオクなどの個人間取引サイトで安いものなら送料込3000円程度で入手できます。
ハードオフなどの実店舗で安価な中古ルンバを見つけるのは難しいです。しかし、実店舗ならばバッテリー劣化ジャンクが500円程度で売っていることもあります。休日はいつもジャンクを探しに中古店を何店舗も回るような熱狂的なジャンク愛好家ならば、そういった掘り出し物を見つけることもできるでしょう。

バッテリーが生きている動作確認済ルンバを格安で購入できれば非常にラッキーです。こういう良物件はめったに見つかりません。
そのため、格安で入手できる、バッテリーが故障したルンバが狙い目です。
わざわざ高い金を出してバッテリー生きてる個体を買ったとしても、バッテリーはいずれ死ぬ。いつ死ぬかわからないバッテリーを気にしながら使うより最初に3000円でバッテリー交換するほうが精神に良い。

充電

充電用のACアダプタやホームベース(充電台)が付属しないルンバは、コストパフォーマンスが悪いので買うべきではありません(ただし、部品取りとして使うつもりならこの限りではありません)。
充電器だけを中古で買おうとすると2000円程度かかるため、結局のところ最初から充電器付きのジャンクルンバを買うほうが安く済みます。

ルンバはホームベースがなくてもACアダプタを挿すことで充電できます。
付属のACアダプタはDC22.5V・1.25Aです。これと互換性があるACアダプタを持っているなら、ホームベースなくても使うことはできます。
自動でホームベースに戻って充電する機能がないのでクッソ不便ですが…。掃除終了後に電池が切れて、家のどこかで行き倒れているルンバを見つけ出し、 それを運んでACアダプタにつなぐという。

バーチャルウォール

バーチャルウォールは、付属していればラッキーです。バーチャルウォールがなくてもルンバを使うことができますが、部屋の間取りによっては持っていると便利です。
ルンバが入ってほしくない場所はドア閉めておけばいいです。どうしてもバーチャルウォールが必要だとしても、そのへんの段ボール箱を床に置いてリアルウォールを立てておけば、ルンバは入ってこれません。
私が買ったルンバには1個だけ付属していました。
ちなみに私の家では、バーチャルウォールなくても問題ないので使っていません。普段は段ボール箱とか洗濯カゴとかゴミ箱を置いてルンバを閉じ込めたりしています。
ごくまれにハードオフの青箱にジャンクとして安く転がっていることもあります。

バッテリー

結論: 互換品のニッケル水素電池を買え。3000円ちょっとで買える

ルンバのバッテリーには、下記の4種類があります。

  • 4419696 iRobot XLifeバッテリー
    • ニッケル水素電池(Ni-MH)
    • 3桁型番の機種に対応
    • 11,000円(税込)
  • 4462425 iRobot リチウムイオンバッテリー
    • 新しめの3桁型番の機種に対応
    • 13,200円(税込)
  • 4624864 iRobot リチウムイオンバッテリー
    • i7とかi3みたいな、CPUみたいな名前の機種に対応
    • 3桁型番では使えないので、無視する
  • 4650994 iRobotリチウムイオンバッテリー
    • s9+のみ対応
    • 3桁型番では使えないので、無視する

ここで注目すべきなのは、3桁型番用のニッケル水素タイプ(4419696 iRobot XLifeバッテリー)とリチウムイオン電池(4462425 iRobot リチウムイオンバッテリー)は同じ寸法であり、互換性があるということです。

発売時期が古いタイプのルンバは、ニッケル水素電池のみ対応です。
発売時期が新しいタイプのルンバは、リチウムイオン電池とニッケル水素電池の両方に対応しています。

というわけで、バッテリーを交換するときは下記の4つの選択肢があります。

  • 純正ニッケル水素電池 4419696 iRobot XLifeバッテリー
    • 無駄に高価
    • 公称寿命3年
  • 純正リチウムイオン電池 4462425 iRobot リチウムイオンバッテリー
    • Li-ion非対応モデルでは使えない
    • わりと高価
    • どうしてもLi-ionの性能が必要ならこれしかない
    • 公称寿命6年
  • 互換ニッケル水素電池
    • どのモデルでも使える
    • 3000円程度で買える。安い
    • Ni-MHのほうが安全である
  • 互換リチウムイオン電池
    • 発火の恐れあり
    • 論外

この中で最もコストパフォーマンスが高いのは互換ニッケル水素電池でしょう。
私はロワジャパンの互換ニッケル水素電池を買いました。謎中華メーカーよりはロワバッテリーのほうが信用できますし、値段もほぼ変わらないので。ロワバッテリーにはPSPの頃からお世話になっております。
互換バッテリーと交換用ブラシのお得なセットも4000~5000円程度で売っています。ブラシも消耗品なので、こういうセットを買うのも良いでしょう。

ニッケル水素よりリチウムイオンのほうが容量が大きく、連続稼働時間も長いですが、ルンバは1時間ほど掃除したら勝手にホームベースに戻って充電を始めます。
「1階の掃除が終わったら充電せずに2階に持っていき掃除させる」とかいう使い方でもなければ、連続稼働時間が短くても問題ありません。

ニッケル水素よりリチウムイオンのほうが劣化が進みづらく、長期間使えるとされています。しかし、いくら長持ちするといっても純正リチウムイオン1個の値段で互換ニッケル水素が4個買えるわけです。互換ニッケル水素の寿命が短いとしても、安いので問題ありません。

互換リチウムイオンは発火の恐れがあるので買ってはいけません。デジタルカメラとかは消費電力少ないのでわりと大丈夫ですが、掃除機や電動工具とか電子タバコなどは大電流の放電(1Cを大幅に上回る)を行うので、バッテリーに強烈な負担を与えます。
掃除機や電動工具とか電子タバコには内部抵抗が低く大電流に耐えられるバッテリーを使うべきなのですが、格安な互換バッテリーは小電力用のリチウムイオン電池をバッテリーパックに組み込んでいます。小電力用のバッテリーを大電流で放電させると、内部抵抗が高いため激しく発熱し、発火につながります。

ルンバは、充電完了後も充電率100%を維持するために常にトリクル充電を行います。「トリクル充電はバッテリーを劣化させるため、充電が終わった後は充電器を外すほうが良い」とする言説、または真逆の「バッテリーはトリクル充電で満充電を維持しないと劣化する」という言説もあります。私には真偽が判断できないので、各自が最善だと思う運用方法を実践してください。
「どうせ互換バッテリーが3000円で買えるんだから細かいことは気にしない」という考え方で良いと思います。

ブラシやフィルター

ブラシやフィルターも、安価なので購入したらすぐ交換ぐらいの勢いでよいと思います。

エッジクリーニングブラシは折れやすいので、常に予備を持っているほうがよいでしょう。
500円程度でブラシのバラ売りもありますが、2000円程度の複数のブラシやフィルターがセットになったものを買うのが安く済むので良いでしょう。いずれ使っていれば消耗するものですし、予備を持っておくほうが良いです。

タイヤ

今回買った個体では問題ありませんでしたが、ルンバのタイヤも消耗しやすいことで有名です。
タイヤの溝が削れてしまって段差を登れない、ホイールとタイヤの密着が甘くなりホイールが空回りする、といった症状が良く起きるようです。

タイヤの摩耗は、段差でスタックしてしまったルンバが脱出しようとしてタイヤを空転させることで、床とタイヤがこすれてタイヤが削れてしまう、という原因が多いようです。ルンバが引っ掛かりそうな段差をなくす、ルンバがスタックしたらすぐに救出に向かう、などの対策をすればタイヤを長く使うことができるでしょう。

iRobot純正のモーターまで含めた車輪ユニットを左右セットで8000円程度で購入できます。タイヤのゴムのみの純正部品はありません。
やはりジャンク愛好家なら格安の互換品で済ませましょう。謎中華メーカー製のタイヤゴムを買って自分で交換することで、500円程度で済ませることができます。

壁や家具のキズ防止

ルンバは、バンパーを衝突させることで障害物を検出するため、壁や家具にキズが付いてしまうことがあります。
キズを防止するために、引き戸用の「すきまテープ」をバンパー部分に貼るのが良いでしょう。ホームセンターで1m100~400円程度で売っています。100円ショップでも買えます。 幅・厚さ・硬さ・材質(スポンジか、毛が生えてるモヘアタイプか)が異なるさまざまな種類のすきまテープが売っています。自分の感覚を信じてビビッと来たやつを買いましょう。
お気に入りのすきまテープを貼って自分だけのルンバにカスタマイズ!ミニ四駆かよ。

Amazonとかで「ルンバ用 キズ防止バンパー 3本セット」みたいな、すきまテープを30cmに切ったものを1000円くらいで売っていますが、そういったものは高いので買わないほうがいいと思います。

ルンバのバンパーの上半分には、赤外線センサーが付いています。すきまテープはバンパーの下半分のみに貼り、上半分のセンサーをさえぎらないようにしましょう。
追加で、バンパー上端のフチにも赤外線センサーをさえぎらないように貼っておくと効果的です。この部分はテーパーになっているので、柔らかめ・薄めのテープしか貼れないと思います。

ジャンクルンバ運用ガイド [購入から運用開始まで]” への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2021 – kuriuzublog

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